なんとunity1weekに参加できませんでした!というお話。
4月に行われたunity1weekのお題「あい」にはもちろん参加するつもりで頑張って作っておりました。
毎回なんらかの挑戦や実験ができたらいいなと思っていたので、今回はじめてスプレッドシートを用意して、苦手だったデータや数値の管理にチャレンジしてみることにしました。
ダンジョンで売人から購入したあやしいアイテムを、そのアイテムの愛好家(ここでお題回収)に売りつけてお金を稼ぎ、そのお金でまた売人からアイテムを買う…というゲームを作ることにしました。
タイトルは「バイバイダンジョン」としました。売買と掛けているので私もしかして天才なのでは??と思ってにやにやしながら制作を開始。
簡単なステージを作ってキャラとアイテムを用意して売買テストを済ませた後、スプレッドシートにアイテム名とその金額を打ち込んでいきます。複数いる愛好家の好みによって売るときの値段が高かったり低かったりするため、背景を考えながら手を動かしていました。
こいつはゾンビ愛好家だから戦士の死体をきっと高く買い取るぞ…とか、こいつは鉱物にしか興味が無いから魔術書なんかはゴミ同然の価格だよね…みたいな感じで楽しくデータを埋めていく水曜木曜。
ところが金曜あたりでバグに遭遇。売買のシステムが想定通りに動いてくれず、なんだか数値もおかしい。なんで??
バグが怖くて今まで簡単なゲームしか作ってこなかったので、やはりという気持ちはありました。しかし私はスパゲッティ・モンスターコード教という宗教に属しているため、一度絡まってしまったコードを直すのは……。
Unityに触れてもう6年くらいになりますが、その7年目にして初めてスクリプトのいたるところに Debug.Logをばらまくという体験をしました。
まじでなんでこうなってるのか分からない。絶対作り直した方が早い。今考えるとChatGPTとかに全部書き直してもらえばよかったかも。
焦っているうちに非情にも締め切りちゃんが日曜と共にわたくしの目の前を通り過ぎ、スパゲティのソースを美味しそうな目で見ていた月曜くんがゆっくりと去っていき、火曜さんが微笑みながら「どう?間に合いそう?」と聞いてきたところで私の気持ちが切れてしまいました。
未だにどこが悪いのかなんもわからんけど、たとえあと1日で奇跡的に直ったとして、ここから複数のフロアに売人と愛好家を配置して、金額やゲームバランスを調整して音を探してそれを入れて、ゲームページ作ってランキング…あっ無理かも…。
結果は完成せずとなってしまいましたが、今回のu1wは色々なことが学べたり体験できたので何故か満足度が高いものとなりました。バグ取りはまじでやばい。
私は自分のことをプログラマーとは思っていないので、バグったら終わりの精神を大切にようと思いました。
当然データを用意する前にテストをしなかったわけではないのですが、よくよく仕様を考えるとそれが間違っていて、仕様通りに直そうと思ったら気付けばPCの配線みたいに…。
プログラマーもすごいですが、データを頭の中で管理できる人間はもっとすごいなぁというのがこの冒険の感想でした。完成品の有無でいえばBAD ENDですがそんなときもあります。また次がんばろう。
そして5月の目標!
BOOTHでゲームをリリースしたい!ってずっと言ってるんですが、そのBOOTHを覗いてみたところ、失礼ながら誰も存在を知らないような素材やゲームがあまりにも多く並んでいることに気が付きました。1度でも売れてるのってものすごいことだ。
時間をかけてちゃんとした作品を作らなきゃ!とばかり考えて及び腰になっていましたが、どうせ1人に見てもらえるかどうかくらいのものだと気楽に捉えて、もっと気軽に作品を置いても良いのかなと思い始めました。というかそうしないと多分一生リリースできないのよね…。
クソゲーを作って、BOOTHに置く。
目標はこれでいこうと思います。なんだか長くなってしまいましたがここまでお付き合いいただきありがとうございました。
それと…全く信じられないことですが自分用にまとめているこの振り返り記事、いつも100人くらいに見てもらえているようです。どこに需要があるのかまったく分からず恐るべきことですが、見ていただけて本当に感謝しております。
全部botだったらまじで泣く。
おしまい。
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