2020年5月26日火曜日

苦手なゲームジャンルの話

ゲーム制作と云ふは地の獄とみつけたり。

久々の更新ですが、いつもどおり謎の日記です。



私はゲーム大好きなんですが、苦手なゲームジャンルが結構ありまして。

ADVっていうジャンルにまったく興味を持てないんです。
パズルゲームも苦手。おばかなのでぜんぜん無理。

他にも脱出や2Dシューティングなど挙げるとキリがないのですが、どちらかというと避けてしまうジャンルが結構あるみたいです。どれだけ話題になったり絵がきれいだったりしても、「そのジャンルならまあプレイしなくてもいいや」みたいな。

(ここで勢いに任せて2000文字くらい苦手な理由を書いたのですが、読み返したらめちゃくちゃやばい内容だったので削除しました。)


ところで、私が唯一スマホゲームで面白いと思ってる「優しい終末世界」というシリーズがありまして。このゲームってそういえば何のジャンルなんだっけ?ってふと思ったんですね。確認してみよ~っと。



アドベンチャーじゃん…。



あれ?唯一面白いと思ってるゲームがアドベンチャー???
私が苦手なのはアドベンチャーでは??
どういうこと??なにかが間違っている…!??



ところでところで、半年くらい連絡してなかった友だちから「Helltakerおもしろいから絶対プレイしたほうがいいよ!可愛いし、無料だし!」って突然言われたんです。一昨日くらいに。


いろいろ忙しくてゲームなど遊びのお誘いなどをずっとスルーしてたので、連絡をもらってすごく嬉しくて、これはプレイしないと!って思いました。そういえばついったでもよく見かけたタイトル。

隠し要素も含めて2時間くらいでクリアしました。超面白かったです。ここでみなさんに薦めたいくらいに。はーおもしろかった。



パズルじゃん…。



あれあれ?超面白かったゲームがパズル???
私はパズルは苦手だったような…??
どういうこと??なにかが間違っている…!??



地獄や終末に触れすぎたせいで、自我の崩壊を引き起こしたようです。私が嫌いなゲームが好き?どういうこと??何かがおかしい。何かがまちがっている。何かが…?なに?



もしかして、ジャンルっていらなくない…?



指標として使うのはいいけど、このジャンルは、っていう考え方はすごく危険な気がする。ジャンルにとらわれるとまずそう。やばそう。絶対やばい。パンとパンケーキの食べすぎで語彙も脳もやばい。

このジャンルだから~っていう思い込みはまじでやばい。目隠ししながら焼肉を焼くくらいやばい。探すときとか良い方にとるのは良いけど、悪いほうにとるのはコゲ肉を増やすだけ。な気がする。たぶん。



つまりわたしが地獄や終末世界から学んだのはこういうことたち。



きっかけや直感を大事にして、流れに身を任せたほうが面白いゲームと出会える…かもしれない。

制作に当たってもジャンルという思い込みは撤廃したほうが、楽じゃないけど新しい体験を提供できる…かもしれない。

こうして頭で概念をこねくり回したり、ゲームをして普段のスレトスを発散したりすれば斬新なゲームが開発できる…かもしれない。

どうでもいいけど結局のところ手を動かさないと、リリースまでの期間が3倍にも4倍にも延びてしまう…かもしれない。

ごく一部の人にしか人気がなさそうなウルトラ草をアプリでリリースできるように作業中…かもしれない。

雑でもいいから遊べるように完成させるのは1週間でもできるけど、リリースとなると10倍の労力がいる…かもしれない。

unityroomに投稿するように気軽にぐーぐるぷれいに投稿すればよいのでは?と思ったし、そうしたい…かもしれない。

つくりたいゲームややりたい作業が多すぎてまともに遊べていなかったけど、Helltakerのおかげで人間を思い出した…かもしれない。

地獄からは悲しみではなく狂気をtakeするのが正しい、という大切なことを心で理解できた…かもしれない。

わたしたちクリエイターも、ゲームの被害者ではなく加害者になるという欲望を心臓に刻んでしねばいい…かもしれない。

でもゲームをするのはすごく楽しいので、たまには遊ぶことも大事なので、遊ぶので、楽しいので、とてもよいので…かもしれない。



というか私のフワフワした日記じゃなくて、ちゃんとしたプロの考察の記事を読んでください!すごくためになります!
元ソーシャルゲーム開発者が語る、ガチャの功罪とは──「繊細に綿密に作ったゲームが、ガチャの快感になぎ倒されていく」(電ファミニコゲーマーさんの記事)


やる気が出たらついったを見てないで手を動かしましょう!はやく!今すぐ!本日の蝋が芯まで溶けないうちに!!いそいで!!わたしが代わりにゲームを遊んでおきますので!!!



おしまい。
 

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