2019年7月30日火曜日

熱中症と生肉のお話

熱中症で病院に運ばれた経験があるので、そんな感じの記事です。


今までに熱中症で2度倒れてあんびゅらんすで運ばれたことがあります。


一度目は仕事中でしたが、日差しの攻撃をうけすぎてフツーに倒れました。近くの病院で点滴を打ってもらって、脱水にはくれぐれも気をつけましょうと言われて帰されました。


二度目はその3日後、同じように暑い日でしたが日に直接当たっているわけではなく、気温高めの部屋で意識が朦朧となり、一緒にいた人が救急車を呼んでくれました。

熱中症のなかでも熱疲労という状態らしく、症状が重いので入院が必要だといわれました。体温を測るとなんと39度ありました。そのときのお医者さんとの会話がすごく印象に残っています。



私「実は3日前に同じように熱中症で救急車に乗ったんです。水分は取っていたつもりなのですが、なんというかすごく申し訳ないです…」

医「3日前?じゃあ熱が残ってたんだね。お肉はしっかり焼くほう?」

私「(おにく??)」

医「お肉を焼いて食べるでしょ。じつは熱中症って体の中、内臓とかに熱が残っちゃうんですよ。あなたは3日前に内臓を焼いて、また今日も続きを焼いちゃったんです」

私「(やば…)やばいですね」

医「やばいんですよ。黒くなっちゃったお肉は元に戻らないでしょ。あなたは内臓をこんがり焼いちゃうところだったんです」

私「(やば…)やばいですね」

医「完全に焼いちゃうと内臓が駄目になっちゃうんですが、ギリギリ大丈夫みたいです。1週間かけて生肉にもどりますから」

私「(なまにく)なまにく」



39度の熱の中で聞いたのでお医者様の話し方などはうろ覚えなのですが、内容が恐ろしかったのでよく覚えていました。このあと5日間くらい、私の体は38度以上をキープしていました。

ツイッターでもよく「熱中症の脳みそはゆでたまごと同じ、ゆでたら元には戻らない」なんて表現を見ますが多分同じです。怖すぎる。


このお医者さんが言ったことは医学的に正しいのか、それとも私をたしなめるために言ったことなのかは分かりませんが、暑い日が続くという事はそれだけダメージが体に残るということなのかなと思います。


暑さで亡くなった人も出ていますし、皆さんも頭が痛いとかだるいというサインを見逃さず、自分の体をいつもよりも大切にしてほしいです。じゃないと救急隊の方々に感謝のコーヒー一万杯を送る羽目になります。ちゃんと調べて送りました。

あとあんまり美味しくないのですが、OS-1などの経口保水液は常備しておいたほうが死なない確立が上がる気がします。美味しくないというところがまさに効能を表している気がする。


昨日大丈夫だったから今日も大丈夫、ではなく、夏という長いダメージゾーンと戦うイメージで毎日を過ごしてもらえたらと思います。決して無理をせず、いたって健康な生肉を維持しましょー!




おしまい。
 

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