2018年8月23日木曜日

ゲームの企画メモ

面白いゲームとは何か?という難題にとらわれてずっと悩んでいます。



ゲームの企画、とりわけゲームの世界やゲームシステム、つまりゲームの軸となるもの(ゲームコンセプト)を決めるときの考え方、大事だと思うことをまとめています。

以下、頭の中を整理するための自分用のメモです。 ゲーム開発者、もしくはそれを目指している人ならば一度は考えた事がある内容だと思うので、こういう考え方もあるんだなぁ、という参考程度にテキトーに流し読みしてもらえればと思います。



ゲームの企画について

・「こういうゲーム面白そう!」と思いついたゲームは大抵が具体的ではないので、突き詰めて具体的なことを考え始めると、最初に思っていた「こういうゲーム」の部分は跡形もなくなってしまうことが多い。

・かといって現実的なことばかり考えて企画を進めると、コンセプトが無くパンチの弱いゲームになってしまい、制作中盤で「わざわざこのゲームDLする人いなくない?」ということに気がついて死ぬ。


つまりどうすれば?

・「こういうゲーム面白そう!」という企画の決め方は正しい。 このワクワクがそのままゲームアプリをDLする人の気持ちを表している。 もちろん妥協せずに完成まで進めばの話。

・制作が始まるとゲームの基盤が右往左往しがちなので、企画段階の「こういうゲーム面白そう!」を言語化して作品の軸にする必要がある。 複数人で制作するなら尚更重要だと思う。 私はぼっち制作なので想像です、友達欲しい。

・ゲームシステムと世界観が干渉し合っているとゲームとして完成度が高い気がする。 イカトゥーンの水鉄砲とか、Bonfire Litのソウルシステム等。 システムを考えてから世界観を当てはめるよりは、世界観からシステムを決定した方がよいと思われる。


こういうゲーム面白そう!が出てこない

・今まさにこの状況。 Unityに触る前は『わたしのかんがえたさいきょうのげーむ』が湧き水のように生まれていた気がする。 Unity初心者の称号を得てから、自分の手で作れるゲームという制限がかかってしまってアイディアが膨らまなくなっている。

・アイディアマンがいれば解決する。 アイディアを出すだけという、この上なく楽にみえる役職の仲間が欲しい。 一人制作だと詰まったときの絶望度が高いのでMPがもたない。 同じゲームを制作する仲間でなくとも、ほんとうに誰か制作仲間が欲しい。


自分が作りたいゲーム

・自分が過去にハマったゲームを思い出し、どんなゲームが作りたいのか改めて考えてみる。 本当はシミュレーションやカードゲームなんかを作りたいが、一人では手に余るので……おいおい、それだと消去法でコマンド選択ゲーかシューティングの2択になっちまうじゃろがい、もしくはタワー/ラインディフェンス系?

・ジャンルから逆にゲーム企画を考えて面白いものが出来るとは思えない。 やはり「こんなゲーム面白そう!」という企画の決めかたが、間違っているように見えて正解なのかも。

・自分が作りたいゲームが無い、というのがそもそもおかしいのでは? 普通はゲーム開発したい人は「ぼくはこんなゲームが作りたいんだ!」という理由が先に立つのでは? じゃあ私は何なんだ。 がんばれ。


最初から成功を目指さない

・「こういうゲームが作りたい!」という強い熱意があれば成功を目指すのは当然だけど、私のようなゲーム制作初心者であれば最初から完璧を求めない。 でないといつまで経ってもゲームが完成しない。

・バグさえなければリリースしてしまっても良いと考える。 進行不能含むバグがあるのは商品として論外。 それ以外(ゲームバランスがおかしい、つまらない等)であればとっととリリースするべき。

・作品を完成させる能力があるかどうかが大切。 とりあえず完成させるべき。 ゲームの内容や技術うんぬんはそのあとに来る。 完成させることができないということは、まず大前提としてゲーム制作に向いていない。


企画の段階で仕様を膨らませすぎない

・最初の企画の段階では「こんな要素も入れよう!」というのは多くても一つに絞る。 出来るだけアイディアを出して、その中からひとつだけを選び、最小限の要素で大まかに仕様を決めるべき。 そのあとに、制作のあまった時間で追加要素を入れればよい。

・大規模なアイディア→小規模なテーマに絞る→制作→余った工数で追加要素を入れてもよい、とするべき。 それと、ゲームルールに破綻が出たとき、プレイヤーの行動を制限する仕様は絶対に入れない。 楽しいのは開発者だけで、その実はゲームがつまらなくなる一方なので。




ごちゃごちゃしたメモおわり。

少しだけ頭がスッキリしたような気がします。

引き続きほそぼそとゲームを作っていくのですよ。


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