2019年5月16日木曜日

room6ゲームジャム作品をプレイした感想

room6ゲームジャム2019の参加作品をプレイさせていただきました。


room6ゲームジャム2019は 2019/4/27 0:00:00 〜 2019/5/6 23:59:59 のGW中の期間に開催された、誰でも参加可能なゲーム制作のイベントです。期間内にゲームを完成させてunityroomにUPするというもの。


私もデーモンラインという作品を投稿して参加したのですが、unity1weekの時と同じように「他の方の作品をプレイするのが礼儀かも?」と勝手に思ったので、ブログにて感想を述べさせていただきます。


たった10日でこんなに作れるんだ!という作品ばかりなので、特にゲーム制作初心者の方にゲームをプレイしてもらいたいです。またこの紹介記事が、各ゲームの作者様だけではなく、制作が滞っているゲーム制作者の方々のモチベになったりしたらとても嬉しいです。




room6ゲームジャム2019作品




※紹介は順不同で、タイトルは作品へのリンク、作者名クリックで作者様のツイッターアカウントへ飛びます。作品は基本的にPCでのみ遊ぶことが出来ます。








色々なものが落ちてくるので、マウスで照準を操作して打ち落とすゲームです。弾が当たった時のわずかなヒットストップが気持ちよく、その丁寧なつくりは見習わないとなーと思いました。

レベルが上がるごとに弾を撃つスピードが上がっていくのでどんどん楽しくなっていきます。私があまり上手くないせいか、レベル4くらいで必ずパニックになって終了してしまいましたが、ゲーム内で使われているカラーも目的を持って絞られており、私のスタイルと似ていてとても親近感が沸きました。








弾をテニスボールに当てて3D空間でピンポンをするゲームです。奥で当てると点数が高く、手前で当てると当てやすいけど点数が低いというルール設定で、リスクリターンが適切に設計されていてすごいなと感動しました。

連続で弾がボールに当たった時の気持ちよさは格別で、奥からボールがこちらに向かってくる恐怖もまた面白いと感じるポイントでした。反射神経が重要なゲームなので、私の下手くそなエイム力もいつの間にか向上してるかも。今度どこかのFPSで無双できたらこっそりこのゲームに感謝しようと思います。








同じ色の図形を選んで落ちていく、というシンプルなルールの作品です。BlockとHoleの違いが分からず、7回か8回ゲームオーバーになったところでようやくゲームルールを理解しました。このゲームバグってる!ってずーっと思いながらプレイしてました。説明書読まないユーザーですみません…。

4000点くらいからようやく面白くなってくるのですが、そこまでが長いので面白さに気付けないプレイヤーが多そうでもったいないかも。紹介文に15000点でクリアとあるのですが、最高で6000点くらいまでしかいかない…それでも世界が綺麗でテンポがよくて楽しい作品でした。








軍艦を守るために寿司を配置して敵の飛行機を落とすゲームです。言葉だけで聞くとざんまいすぎて混乱してきますね…。鉄火巻き、玉子、サーモン、マグロをそれぞれ購入して敵の飛行機を攻撃します。???

敵の飛行機のAIがかなり優秀で、こちらの攻撃をよく避けていきます。鉄火巻きをうまく使うのが勝利への鍵のようです。

あんまり大きな声で言えないのですが、実はスターウォーズ未視聴なのですよ…パロディだという事だけ分かってればOK…?見た目のインパクトの強さが作品の美味しさを際立たせていてすごいです。お茶が欲しくなる。








タップで攻撃するクリッカーゲームです。放置も出来ます。ゲームジャムの中でこの作品だけ完成度が段違いだったのは気のせいでしょうか。クリッカー放置ゲームの完成形とすら思えるひじょーに中毒性の高い作品です。

まさかの転生ガチャ要素によってランダム欲まで満たされており、後ろのブラウザで放置しておいても勝手に強くなっていて楽しむことができて、満足感でいっぱいでした。令和のクリッカーヒーローズとはこのゲームの事を指すのかもしれないなと思いました。10日でこれを作れるのはすごいの一言。ほんとにレベルが高いです。








画面を傾けてボールを動かし、ステージの塗られていない部分の色を塗りつぶすゲームです。こういうカジュアルゲームをさくっと作れる人すごいなっていつも思います。色々な形のステージが全部で9種類もあって楽しいです。

傾けすぎると「ちがう!そっちじゃないんだよー!」と右手に伝えますが、右手はあんまり賢くないので極端に傾けてしまって「だめ!塗り忘れがあるんだよー!」と行き場のない叫びが喉まで出かかります。すごく実況栄えしそう。





キタ


ユニティちゃんを操作して、コインを取ったり敵を倒したりしてスコアを稼いでゴールするゲームです。全3ステージですが、ランキングがあるのでムキになって何度もやってしまいそう。

ステージ上に並べられているコインを取るのが楽しく、ただ歩いたりジャンプしたりするだけでもスーパーマリオワールド並みの楽しさが得られました。敵を倒す動作はロックマンXシリーズのゼロみたいにカッコいいので、実質マリオとロックマンを合わせたようなさいつよの作品だと思います。たまにジャンプが効かないのはご愛嬌…。








赤っぽいものを蹴り飛ばして赤っぽい液体を撒き散らすゲームです。どういうゲームなのかよくわかりませんが、とにかく良さげな雰囲気を持っています。タイトル画面でキャラを選ぶ事ができるので、タイトル画面の満足度がすごいです。

room6ゲームジャムの作品のなかで唯一ランキングで1位を取る事ができました。ルールも斬新で理解の及ばないままプレイを終えた感はありますが、これからは赤っぽい液体を体に付着させるのが得意なゲーマーを名乗っていこうと思います。





だー1



時間内にキャラを配置して、あらかじめ配置されている敵を倒すゲームです。キャラ配置のコスト計算の概念があり、どこにどのキャラを置けば良いのかを考えるのがとても楽しいです。

チュートリアルが実装されていて、初めて触った人にも優しいつくりになっていて凄いなと思いました。「ユニット購入」という文字を見るとそれだけでワクワクしちゃうのは私だけでしょうか。考える楽しさと戦いを見守るドキドキのバランスが絶妙な、とても完成度の高い作品でした。作り込んでボリューム増えたら絶対楽しいやつ。





saino



町にあるものを積み上げてタワーをつくるゲーム。タイトル画面の火力が高すぎて度肝を抜かれました。ゲーム画面のイラストもとても可愛いので、もっとこの作品で探検していたいなという感情がわきました。

積み判定でNGをくらっているのか、何度プレイしても0mと表示されて「ミラクルなマジカル度がつよい…!」と思いましたが、5回目くらいに5mと判定されてようやくマジカルな世界に入門する事ができました。一言で言えばミラクル、二言で言えばマジカルな面白さでした。








人々が歩いているステージ上にギミックを設置して、それに引っかかる人をみて楽しむゲームです。本来は恋愛ゲームをつくる予定だったそうです。サウンドも絵もふんわりしていて雰囲気がとてもよいです。

壁に挟まって永遠にピストンに押されている人がいて面白かったです。全員落とし穴に落としたら誰もいなくなってめちゃくちゃ寂しい気持ちになりました。こういうユーザーによって楽しみ方がそれぞれな作品はとっても好きです。えっ、未完成なだけ…?いや、それが逆に良かったというかなんというか…。








左右のボタンで様々なところに移動して、その場所に応じたアクションを楽しむゲームです。プレイヤーキャラのしろいくまちゃんが可愛すぎるので、楽しむというよりは癒されるゲームになっています。

くまるーむの表現がカプセル型の家のようになっていて、家の形がすっごく好みです。ベッドやお風呂に入ったり、森に行ってリンゴを取りまくるのも可愛いのですが、秘密基地みたいな家の形がすごくいいんですよ。なんというか、家が良すぎるんです。家がね…本当にいいんですよ…。








ローグライクな宇宙艦隊ゲームを目指した未完成のゲームだそうです。自分で艦隊の絵を描いて、そのオリジナルの絵がそのまま宇宙に飛び出すところまで遊ぶことができました。

自分で自由に艦隊を設計できたら絶対面白いので、バトルの部分こそ実装されていませんでしたが、未完成だった部分を勝手に想像して楽しませて頂きました、どうもありがとうございます。




おわりに


ゲーム制作に限らず、そのジャンルが発展していくには多くの参加者がいることが条件だと思います。

同じ志をもつ人々によってコミュニティのようなものがいくつも生まれたり、横のつながりが出来たり、競争に良い影響がでたりする…。そんな中からこそ良いものが生まれたり、業界の革命が起きたりするのではないかなと。


そういった可能性の出発点となりえる、ゲームジャムのイベントを開いてくださる方の存在は本当にありがたく感じています。初心者にとって嬉しいのは勿論、作品の実験場にしたり、腕試しやリハビリとして参加したり…。

私などは締め切りが設定されていないと無限にサボってしまうような人間なので、イベントとして楽しむほかに締め切りの強制という面でとてもお世話になっています。


前の記事との繰り返しになりますが、今回のroom6gj2019というイベントを開催してくださったroom6の方々まさしさん(@masashihan)様、unityroomという場を用意してくださったnaichi(@naichilab)様、また今回のゲームジャムの参加者の方々と、ゲームをプレイしてイベントを盛り上げてくださったすべての方に感謝します。楽しいGWをどうもありがとうございました。




おわり。
 

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